Education Unit 教育部門
 Sri Rumiyantiさんの監督のもとで行われており、彼女は3名の教員と1名の医療の専門家に支えられて仕事を行っています。医療者が就いているのは、その知識が教育プログラムに有益であると考えるためです。
 センター内で行われている子供達への教育活動に加えて、子供達が出身地である地元の学校に通学することができるよう手助けをしています。また、学費或いは教材や制服などの学校生活に必要な費用の一部の負担も行っています。



Vocational Training Course 職業訓練コース
 職業訓練コース部門はNur Partiningsihさんの監督のもとで行われています。当コースは就業準備中である若い障害者達が様々な種類の技術を身に付けることを目的としています。ここで開かれている訓練コースは本人の才能や希望に沿ったものとなっていますが、そのコースが依頼人に適したものであるか、また、依頼人の経済力や出身地である農村地帯での人的資源やクライアントの障害の種類なども考慮し判断します。
 全ての職業訓練コースがセンター内で行われるわけではなく、他の場所で運営されているものもあります。


Prosthetic & Orthotic Workshop 義肢装具製作所
 義肢装具部門は10名のスタッフで支えられており、技術を学ぶためにオランダやインドやカンボジアなどで数か月間の研修を受けた者もいます。
 ここで作られている製品は、義足、そして歩行装具や整形靴や杖などのように移動手段を助けるものが主になりますが、コルセットのような体幹装具も作っています。
 貧しく障害を持った人達に無償提供を行うほか、一般病院の患者さんに必要なものを提供し、収入を得る努力がなされています。NGOとして材料・設備にお金はかけられておりませんが、高い技術レベルであると日本の専門家は見ています。
 スタッフが指導者となりヤクームリハビリテーションセンターの職業訓練としてではない、一般向けのトレーニングコースも開設しています。


Metal Workshop メタルワークショップ
 メタルワークショップは主に義肢装具製作所で必要とされる様々な部品を製作するために作られました。また、ヤクームリハビリテーションセンターの機器類や車いすを修理する場ともなっており、当センターに必要である数種の特殊な機器を製作することも可能です。
 オーストリアの熟練技術者による監督とドイツで1年間半の溶接研修を受ける機会を得た一人のスタッフによって、当ワークショップは質の良い品を生産することが可能となっています。
 ワークショップを支えるスタッフは計5名です。


Provision Of Working Capital 運転資金の供給
 ヤクームクラフトは、自営業を営もうとしている障害者に資金援助をしています。今までに、動物育成業・電子修理業・テンペ販売・布団屋業などが開業しています。


Yakkum Craft ヤクームクラフト



食堂で昼飯


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