王子と踊り子(1957)  1:56:42
1911年、ロンドン。英国王・ジョージ5世の戴冠式に出席するため、各国から招待客がぞくぞくと集まっていた。その中にはカルパチア王国のチャールズ大公殿下の姿もあった。彼らは到着した夜に揃ってオペレッタを観劇し、その後一座の者達と謁見する。その時大公は、若い踊り子・エルシーに目を留める。彼は彼女の愛くるしい魅力に心奪われ、早速彼女を晩餐に招き愛の言葉を囁く。堅苦しい世界で生きてきた大公と自由奔放な踊り子、そんな身分違いの2人の恋の行方は…。
イギリスが生んだ名優、ローレンス・オリヴィエが主演・監督・製作を兼任し、永遠のセックス・シンボル、マリリン・モンローを迎えて作り上げた宮廷ロマンスの佳作。無邪気でセクシー&キュートな魅力を振り撒くモンローと、気品ある端正な佇まいで大公を演じるオリヴィエの鮮やかな対比が見事な、甘く切ないラブ・ストーリーだ。

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