荒馬と女  2:05:05
 マリリン・モンローの3人目の夫アーサー・ミラー(本作公開前に離婚)が、妻・マリリンの為に新しく彼女の役を加えて脚色、巨匠ジョン・ヒューストン監督がメガホンをとった作品。離婚の町として名高い(!?)ネバダ州リノにやってきて離婚したばかりのロズリン(マリリン・モンロー)は、カウボーイのゲイ(クラーク・ゲイブル)や風来坊のバース(モンゴメリー・クリフト)に引かれながらも、彼らが缶詰業者に売り渡すべく野生の馬の群れを捕らえようとすることに反対し、泣きじゃくる。
 ヒューストン監督は、これを現代版西部劇といったタッチで骨太のラブストーリーを具現化している。なお本作はモンローとゲイブル、ハリウッドを代表する二大スターの遺作となった。

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